月香茶会分室ブログ

2017年の目標は『勝負』です☆

そこには真心がたくさんある。だから美味しいのだ!

金曜は東京でパンの講義がありました。

正直行かなくても良かったかも~って。。。
和菓子と比べちゃいけないんだろうけど、パンって同じ教室なんだけど雰囲気や授業の内容・進め方、先生・生徒違うんだよね~、良いとか悪いとかじゃなくて。
(だいたい和菓子師範課は全部宇都宮で済んだし)

まあ、いくつか為になる聞いて良かったとこもありました。
その中で一番印象的だったのは
美味しいパンの為に必要なことを100%とすると50%以上は材料。
どんなに腕や道具が良くても材料が悪かったら絶対ダメ。
次に20%が技術。良い材料を生かすも殺すも腕しだい。
そして残りが最も大切なもの、「真心
どんなに材料や技術があっても心のこもってなければ美味しいものは作れない。

その真心の大切さをこの後、合羽橋で本当に知ること・気づくことになるのである。

せっかく交通費かけて東京来たのでついでに合羽橋へ。

教室に通うようになってから1年に1度くらいは来るが、悲しいことに来る度にモノがなくなっている。
そして意外と安くない。一般的にはモノもあり安いのだろうが、教室でオリジナルの材料・道具と比べると微妙なのだ。

そこはされど合羽橋なのでくる~と一通り見て買物。

まずは、20cmのアルミ製シフォン型1個。
扱ってる店はたくさんあったがどこも教室と同じくらいで、唯一300円ほど安かった店で購入。
(その後新宿のハンズで見たら千円高かったので他の店も安いのだとは思う。)
ついでにシフォン型20cm用底敷紙と搾り出し袋も買う。

別の店で13cmシフォン紙型プラ蓋付10個組購入。
教室だと5個組で同じくらいの値段なのでこれは絶対安い!
合羽橋は紙型、トレー型、梱包財などなどはやっぱり安い☆
100個、200個、500個、1000個とかそんなにいらないよ~と思うのもあるけど(笑)

今回の一番の目的、ジャム用保存瓶の一番小さいのを30個、もう一つ上のを5個をさらに別の店で購入。
市販のジャムの普通サイズより二回り見回り小さいサイズで、これは教室どこか宇都宮で入手不可能。
扱ってる店は2軒あったが、3円安く品揃え豊富な店で購入。
ココは形も同じサイズでいくつかあり、瓶の蓋も金・銀・白にギザギザ付とか種類豊富☆

「何かイイものありましたか?」とココの店の人に聞かれ、

「来る度モノなくなってるんですよ~。特に和菓子もんは少ないし、そこの和菓子道具屋さんがこの前まで無かった洋菓子やパンの道具置いてあってビックリしましたよ~」

「そうなんですよ~。うちも本当は和菓子屋さんがお得意だったんですけどね~。知り合いの職人さんも和菓子の木の型の掘る仕事が無いって言ってたし、うちも今はこんな小さいサイズばっかりなんですよ~」
とお店の方が色々話してくれました。

小さいサイズといったのはお煎餅屋さんにある、煎餅を入れる丸いガラス瓶、たぶん「地球瓶」というのかな?
それは本当に煎餅屋?駄菓子屋じゃないの?って感じでした。
他にもその店の色んな商品とかその手の話をしてくれたんだけど、

「お客さん、若いのよく知ってるね~。お客様みたいな若い人が増えてくれるとイイのにね」と。

私をいくつに思ったか知らないが(笑)このセリフよく言われる。
今年おひつ買ったときも言われたし、教室でも職場でも日常生活でも言われる。

合羽橋にモノが無くなった安くないのは観光化が進んだというのもあるが、
知らないのだ。

ガラス瓶が並んでる煎餅屋を知らないし、その味も知らないのだ。

そしてココで気が付いた。
ガラス瓶に入った煎餅が美味いのは煎餅屋さんが手作りで作ってるのとガラス瓶入りだからイイと思ってたけど、それだけではなかった。

煎餅を入れてあるガラス瓶を作った職人さんの真心、
煎餅を作る・焼く道具を作った職人さんの真心、
さらに原材料である米とか醤油とかの生産者の真心、
色んな人の真心がたくさんつまっている、だから美味しいのだ

そして、その真心がたくさんつまった煎餅を、子供の頃小銭で1枚だけ買って公園の遊具の高い場所で食うのがまた美味いのだ♪
これは煎餅だけでなく肉屋のコロッケでも、おでんの串刺しだったりする。
「今日は学校どうした?」とかお店の人や買物客近所の人とか会話するも味に加わる。そこにも心があるからだ。
そんな風な当たり前でなくていけないことを知らない。

他にも東京に住んでる頃は豆腐はボールか鍋持って買物行くのが当然だった。
が、車社会でスーパーでお買物の栃木ではそうでないのだ。
若くなくても知らないのだ。
栃木だけは無いし、東京の別の街でもそうかもしれない。

これを知ってる知らないの差は大きい。
買うのそうだが、いざ自分で作るとなって基準とするものが違ってくる。

知らない人が基準にするのはスーパーとかで工場でラインで生産された袋詰めされたお菓子、職人が作ってても今時の業務用スチーマー・業務用素材など便利・生産性を優先したもので、
頭の中、心の中にイメージするものが違うのである。
これは他の食べ物で一緒。

私が添加物アレルギーとか抜きにして、木製の蒸篭やおひつ、プリンは絶対ガラス型とか言うのは、たぶんココだ!と思った。
たくさんの職人さんの真心のこもったものがある商店街があるとこに住んでいて知っていたからだ。

木製や鉄製の道具は手入れしないとカビ・サビたりするし、ガラスは割れたりするが、
大事に使えば長く使える、使えば使うほど良くなるものである。
またそこにも、大事に使う心・使い込んでいく心が発生するのだ。

お店で買うのも家で手作りするのも、真心がたくさんつまってるからこそ美味しいのだ

知らない人が多いということは、いずれ、すでになっているが、昔からある道具、文化・文明が消えていくこと。
このまま知らないひとばかりになると、ますます合羽橋も衰退していくし、真心のたくさんつまったものも食べられなくなる。

もっとも怖いのはそんな真心を知らないってことだ。
これは食べ物以前に社会的問題ではないだろうか?

それは何とか阻止せねばならない!

とりあえず私に出来るのは、おっさんズを教育することだ(笑)
でも、おっさんズも意味は分からなくても食べると味の違いは分かるので大丈夫かな?
もう少しありがたくいただく心は持って欲しいけど。

まずは自分自身が真心を持つことですけどね。
これから心がけるようにします!


コメント

★ NoTitle

先生にもそれぞれ個性もあれば教え方も違います
やっぱ自分に合う先生だと素直に教えられますよね

★ ☆さそりさん

そうなんですよね~
同じことでも先生が違うと違うんですよ。
その差が少ししかない場合と全然違う場合があるんだけど
出来れば最低限基本的なことは同じでないと困ります。
だから私が通ってる教室は先生は1年に1回研修会で技術とカリキュラムの確認をする制度があるんだと思います。

★ NoTitle

そういえば、小さな商店におつかいに行くと
一斗缶にそのお店で作ったとうふが泳いでる、なんて光景、
実はなんでもそろっているスーパーしか知らずに育つよりもずっと貴重だったんだなぁ、とこの記事を拝見しながら思いました。
手入れひとつにしても、知らないことのほうがはずかしながら多いのですが(笑)ひとつひとつおぼえてゆければいいなと思いますv

★ NoTitle

おやちゃんの文章読んでいて全くその通りと思いました。
作る方にしても、食べる方にしても「真心」って大事ですよね♪


★ ☆淡雪さん

宇都宮に来て私は14歳で初めて泳いでない豆腐しかない、それしか知らない同級生がいるってことに逆に驚きましたよ(笑)
パック詰の豆腐ってカゴに入って売られてる昆虫みたいで不自然な気がしました。
私も自分で使うまでは手入れや野菜の下ごしらえも知らないこと多かったのですが(笑)実際使って食べてみれば何とかなるもんです!またそおゆう店や生産者はやり方を教えてくれますしね☆
教わる・聞くって事も大切なコミュニケーションなんだと思います。

★ ☆みーたん

私も今まで気づかなかったことです。
それがあって当たり前だったから(笑)
だから14歳で宇都宮来てスーパー行った時は色んな意味で衝撃と笑撃の嵐でした。そんなんで数年後から現在も民間の宅配で毎週野菜など取ってますが、そこで生産者・業者さんの真心のこもったものを無駄にしないで大切にしないとなあと思いました。
人は真心に触れて成長するんでしょうね☆

★ 真心

正にそのとおりだと同感です!
この文章全てが かっこいい!って思いました。
僕も職人の端くれだから 特に
『木製や鉄製の道具は手入れしないとカビ・サビたりするし、ガラス
は割れたりするが、大事に使えば長く使える、使えば使うほど良くなるものである。
またそこにも、大事に使う心・使い込んでいく心が発生するのだ。』
は共感しました。

★ ☆平成の不細工師さん

そんなに賛辞の言葉いただき光栄です。ありがとう☆

平成の不細工師さんは端くれでなく本物の職人さんですよe-420
本物の職人さんが真心こめて作ったものを大事にしないといつかバチがあたります。もうバチがあたってて、職人さんが消えていってるのかもしれません。それは「心」が消えていくことですから、完全に消滅する前に、新しい心はたくさん発生していきたいものです。

★ NoTitle

そういわれると「知らない」こと多いと思いました。
子供の頃は魚屋さんとかカゴ(ザル?)に乗っかっていて、新聞紙でくるんでハイ!なんていうお店が近所にあったけれど、その前に住んでいたところにはそんなお店がなかった。
つまりなければ知らない...
そういうことって道具でも見たことなければ知らないから
何に使うのか分からない→マニアックにお店においても売れないから扱い中止
という悪循環になっちゃうんだろうなぁ。

どんなものでも日本で昔からあったものは絶滅しないようにしたいですね!
お店や商品にある「真心」も...

★ ☆ショコラさん

私が東京に住んでた頃の魚屋さんは同じくそうでしたよ!
だから魚屋さんは商店街で買物する時は最初に行って下ごしらえとかお願いして最後に取りに行くのが当然でした。
だけどなければ知らない。スーパーでパック詰てるのが当たり前。
道具もそうなんですよね~。
ショコラさんの言うとおり見た事無い知らないから何に使うか分からない。買わない。取扱中止。そして最後には製造中止。考えたくないが絶滅e-327

どんなもので日本に昔からあったものは絶滅しないようにしたいですよね!
「真心」が無くなったら国が滅亡しますよ。

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